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【BL】Sexy Zone マリウス葉×松島聡

【BL小説】Sexy Zone

菊池風磨に恋する松島聡。しかし風磨は健人にゾッコン。それを知ってもなお風磨を追い掛ける聡。そんな聡に想いを寄せるのは・・・

sexy zone

・。・° .* ・。. °+ .。*・。. ・° .

届 い て ま す か ?

こ の 気 持 ち 。

ち ゃ ん と あ な た に

届 い て ま す か ?

… 聡 ち ゃ ん

。・* .°・+。.・

マリ「 もう大丈夫だよ 」

背中をさすってあげながらそう言った。

聡「… ヒック、…う"ぅ"っ… まり、うすぅっ… 」

マリ「 …ほら、 ねっ? 大丈夫 。聡ちゃんには僕がいるから。だからもう 、泣かないで? 」

今日もあなたは、泣きながら僕の所へやってくる

あなたが悲しんでいる顔は見たくないけど

ボクを頼ってくれているあなたが可愛くて

どうしようもないほどに愛しくて

だからいつも話を聞いてあげてるんだ。

この時だけは、ボクを必要としてくれてるんだって

心からそう思えるから

その涙の原因は風磨くん。

こんな事、本当は言いたくないんだけど

ボクが大好きなあなたは、ボク意外の男が好きなんだ。

そう、それは風磨くん。

でも風磨くんは、健人くんの事が好きで

風磨くんと健人くんが仲良く話している所を見ると、やきもちを焼いてボクに泣きついてくるんだ。

だからボクは、聡ちゃんを泣かせる風くんがとても憎くて

とても羨ましいんだ

だって、何があってもあなたはボクのせいで泣いたりする事は無いだろうから

出来る事なら、風磨くんを殴ってボコボコにして

聡ちゃんの前から消し去ってしまいたいけど

そうしたらあなたはもっと泣いちゃうだろうから

悲しくさせちゃうだろうから

それだけは絶対嫌なんだ。

『 ねぇ、ボクじゃダメなの? 』

『 あんなやつなんかやめて、ボクにすればいいじゃん。』

そんな事が言えたら一番いいんだけど

情けない話、僕にはまだそれを言える勇気がないんだ。

だからこうして話を聞いてあげるだけで精一杯で

今はこれでいいんだ

そうしている間に、聡ちゃんは泣き疲れて眠ってしまった。

起こさないよう、ゆっくりと抱き上げてソファーに寝かせる。

そして毛布をかけてあげると、スースーと気持ち良さそうに寝息をたてる聡ちゃんのおでこに、優しくキスをした。

『 おやすみ 。』

.* 。. +° .・°.・。*.・。

『 ねぇ、風磨くん風磨くんっ 』

風磨くんの後をついて回って、愛しそうに彼の名前を呼ぶあなたの声が聞こえる。

その声を聞くだけでも胸はギュウと押し潰されそうなほどに痛んで

風磨くんにしか見せない、キラッキラの笑顔を振り撒いてあなたは言った

聡「 風磨くん、明日とか空いてる? もし空いてたら映画でもどうかなって思って」

ああ 、デートに誘ってるんだ

その時ボクの心に 羨ましい ずるい というようなドロドロとした、嫉妬の感情が溢れた。

聡「 ねぇ、どお?空いてる? 」

風「ん~っ…」

すると風磨くんは、チラッと健人くんの方を見た

そして健人くんと合図を取り合うかのように目を合わせ、ニコッと微笑えむと

風「 ごめん松島、明日は中島と約束があるんだ。」と言った。

すると聡ちゃんの顔はみるみるうちに曇っていって

途中、ハッと顔を上げ笑顔を作ると『 そっか!それなら仕方ないよね 』と言った。

無理をして笑顔を作る姿に、またジリジリと胸が痛んだ。

マリ「 聡ちゃん ちょっと… 」

ボクは聡ちゃんを呼んだ

聡「 ん…? 」

『何?』とボクを見つめる聡ちゃん

マリ「 あのさ…明日はボクとデートしない?」

~ 次 の 日 ~

聡「 マリウスーっ 」

パタパタという足音と共に、聡ちゃんがボクを呼ぶ声が聞こえた。

マリ「 聡ちゃん遅い! 10分も遅刻だよ! 」

聡「 ごめんごめんっ 電車乗り遅れちゃって…許して? 」

顔の前で手を合わせてニコッと悪戯に微笑むあなたを、許せないわけなくて

マリ「 いいけど…別に怒ってないし 」

聡「 んふふっありがと♪ 」

また笑顔を見せるあなたに、自分より年上なのに可愛いと思ってしまう

マリ「 ねっ、聡ちゃんどこ行きたい? 」

聡「 うーん、そうだなぁ…もう昼だしお腹も空いたから、ご飯食べよっか 」

マリ「 そ~だね! 」

ボクらは近くのファミレスに入った。

聡ちゃんはハンバーグ、ボクはパスタをたのむ。

聡「 ねぇマリウス、この後風磨くん達会っちゃったらどうしよう!邪魔しちゃおっかなぁ~♪ 」

また風磨くんの話か…

思わず、『はぁ…』と溜め息がこぼれる。

マリ「 ダメだよ聡ちゃん。 風磨くんに嫌われちゃったらどうすんの 」

聡「 …う"ーん…嫌だ… 」

マリ「 でしょ?じゃあ邪魔はしないでおこーね 」

ボクは言い聞かせるように言うと、聡ちゃんは渋々頷いた。

はっきり言って、ボクと遊んでる時くらい風磨くんの事は忘れてて欲しかった。

でも、それは無理みたい

仕方ないよね

ボクがあなたの事をずっと思っているように、あなたの頭の中にも風磨くんはずっといるのだから。

でも、今だけは

ボクだけの聡ちゃんでいてよ…

楽しい時間はあっという間に過ぎて行き、帰らなくてはいけない時間になった。

聡「 …マリウス、今日はありがとう。なんか元気出た! 」

マリ「 聡ちゃん… 」

ニコッと笑う聡ちゃん

ボクはあなたのこの笑顔が大好きなんだ。

今すぐに抱きしめてキスをして

聡ちゃんの全部をボクのものにしてしまいたい気持ちでいっぱいになったけど

そんな事をしたらボク達の関係が崩れてしまいそうで

あなたの笑顔がもう見れなくなっちゃうんじゃないかって怖くて

だからボクは

マリ「 ありがとう!ボクもすっっごく楽しかったよ 」

そう言って笑った。

すると聡ちゃんも笑い返してくれて

もう、このままずっと片想いでもいい

あなたがそうやって笑っててくれればそれでいい

そう思った。

聡「 いこうか 」

マリ「 うん! 」

そしてボクらは電車へと向かった。

電車の中は思ったより人が少なくて、ほぼ貸し切り状態だった。

ボク達は適当に座る。

聡「 あ~、疲れた~ 」

マリ「 ボクも 。ねむ~い。あ、聡ちゃん。ボクトイレ行きたいんだけど。聡ちゃんは行かない? 」

聡「 行きたいかも 」

マリ「 じゃあ、一緒に行こうよ! 」

聡「 おっけー 」

ボクらはトイレに向かう。

『また一緒にデートしたいなぁ』なんて思っていると、前を歩いていた聡ちゃんが急に立ち止まった。

マリ「 わぁっ、…どーしたのっ? 」

びっくりして顔を見ると、聡ちゃんは目を丸くさせ固まってしまっていた。

何かを見ているようだったので、視線の先に目を写すと

ボクも思わず固まってしまうような衝撃的な光景が目に飛び込んできた。

『 え っ 』

なんと、風磨くんと健人くんがキスをしていたのだ。

健人くんが風磨くんの首に手を回し、抱き合う形でキスをしていた。

その二人の姿は、誰がどう見ても恋人同士にしか見えなくて

それを見る聡ちゃんの顔は、嫉妬と悲しみに歪んでいた

マリ「 … 聡…ちゃ… 」

聡「 …… 」

名前を呼ぶけど、全く反応はない

マリ「 …ねぇ、聡ちゃん 」

聡「 ごめんマリウス、帰るね 」

マリ「 え!帰るって…今帰ってるじゃん。 ていうか電車動いてるし… 」

すると聡ちゃんは、急にUターンして歩き出した。

マリ「 ちょっ、待ってよ! 」

僕も必死で追いかける。

歩いて 歩いて、

車両の一番後ろまで行くと、そこは行き止まりだった。

その時、聡ちゃんがガクッと膝から崩れ落ちた。

そして、ずっとうつ向いたままで言った。

聡「 …ねぇ、マリウス…僕…、 風磨くんの一番になれなかった 」

マリ「 …聡ちゃん… 」

聡「 …初めから分かってたよ。風磨くんは健人くんのことが好きだってことくらい…だけど…

だけど僕が風磨くんを振り向かせてみせるって

絶対に健人くんに勝つんだって

思ってた…

なのに

もう、なんもなくなっちゃった 」

そう小さく弱々しい声で言うあなたは

今にも消えてしまいそうで

壊れてしまいそうで

ボクは怖くなった

そして 気付いた時には

ボクはあなたにキスをしていたんだ。

 

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