【ゲイ】昭和の男達の愛し方
昔の男達
埼玉県在住の熟年男性からの投稿。昭和半ば、現代とは違って娯楽も限られており、疲れた男たちを癒すサウナやキャバレーなどが乱立する街中。夜な夜なサウナに集まるサラリーマン、それを求めて集まるゲイたち・・・・
昭和の時代の良き思い出はたくさんある。
東京上野一帯はかっては、サウナの激戦地区でした。
といってもまだ「発展場」という言葉も普及していない時代である。ノンケに混じって暗黙の了解でホモセクシャル男性が集まっていた。
サウナはそのほとんどが雑魚寝形式で、魅力あるノンケに接する絶好の場所だった。
俺のようなノンケ好きにはもってこいの場所で、ノンケに接するつもりが意外と銀行マンや医者のゲイと知り合い長い付き合いの親友にもなった。
これから書くエピソードもそんなサウナの一コマである。
今は取り壊されなくなったが、上野の不忍の池の近くにあったサウナだ。
ホテルに宿泊をとりながら、一人寝の寂しさもあってそこに行ったのだ。
休憩室に隣接した食堂で、新聞を読みながら食事をとっていた。
時間は、もう午前の零時をすぎ、飯を食っているのは俺一人だ。
そこへ、食事をとるのでもなく少し離れた場所で座っている一人の男の気配を感じた。
一目見て、東北辺りからたぶん男をもとめてきたような素朴ないい男だ。
座った場所からの男の視線を感じた。
こいつはいけると思うのは、長年の経験だ。
新聞から視線をはずし、男をちらりと一瞥すると、彼の手を盛んに下半身に置き動かしている。
明らかに誘導してるいようで、俺も彼に目で合図した。
早めに食事をすまし、雑魚寝部屋に先に進んでいくと、男も追うようについてきた。
ノンケもいいけど、やはりゲイ同志は気が合えば、簡単にお互いが結びつく。手軽で、それていで燃え方は深い。
空いた空間を見つけまず、俺が横になり男が擦り寄るように側に寝た。
誰からともなく抱きつきサウナ着の上から背中をさすり、顔を密着しキスを交わした。
頭を抱え、舌を絡み付ける濃厚なキスだ。
まるで、ゲイサウナでやるように。
彼の性器が大きく勃起しているのを感じた。
それに誘われるように俺の息子も勢いを増して、勃起した。
彼の体は、肉体労働者の如く固く男を抱いているという深い感動を与えた。
当然大胆にやると、誰かが密告するに違いない。
案の定、監視員が来る気配を感じぱつとお互いの体を離れた。
そして、耳元で男はトイレに誘った。
トイレに入ると、男は俺のサウナ着の下着をおろしまっすぐに伸びたペニスを咥えた。
その姿勢を見詰めていて、興奮度はさらにまし今にも射精しそうになった。
ペニスを彼の口から抜き、男を立たせ下着をずらしそそり立つ男のペニスを咥えた。
好きだという感情はフェラになんら抵抗の感情はわかない。
トイレの蛍光灯が男の裸体を一層肉欲を高める。
男は射精しそうになったのか、俺の口から性器を外し、俺の性器を求めた。
そして、俺のペニスをしゃぶりながら彼の性器を自分で擦りながら、いっそう激しさを増した。
その光景はエロティックで、ついに堪らなくなり彼の口に射精し、同時に彼のペニスも多量の精液を放出した。
彼は射精した俺の精液をさも心地よい飲量水を飲みように飲みほした。
この男をいとおしく思い、顔を抱き上げ激しい接吻を長く続けた。
もう一度、この素朴な男との関係をしたくて、ホテルに同行を求めたが、始発で帰郷しなければならないと言い訳をした。
連絡先を求める手もあったが、それはあえてしなかった。
男も同じだったのかもしれない。これが、ゲイの刹那の愛である。
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