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【ゲイ】学校で顧問の先生にキスされてしまった甘酸っぱい話

先生のこと、好きかも・・・

鹿児島県在住の学生さんからの投稿。ゲイだという自覚も意識もまだなかった中学生の頃、放課後の校内で顧問の先生とすれ違う。なんとなく話し掛けたつもりが・・・
先輩と後輩
中学3年最後の夏、暦の上では秋とは名ばかり、暑さが身に応える土曜日のこと。

その日、僕は体育祭の実行委員だったため雑務に追われていた。

学校は休日だが、実行委員や一部の生徒、先生が数名ほどで校内で体育祭に向けてそれぞれの準備に汗を流していた。

自分は当時、陸上部に所属しており、顧問の先生も当日は対応に追われながらもテキパキと作業こなす姿を何度か目にしていた。

そして・・・、みんな汗だくになりなんとか当日の体育祭を迎えることができた。

無事に大きなトラブルもなく体育祭を終え、会場の片付けを実行委員や先生たちとでしていた。

夕日の射す校内、開け放った窓から秋を告げるかのような心地よい風がカーテンを揺らす中、着替えようと教室に向かった。

顧問の先生が教室の戸締まりのため校内を巡回している顧問の先生と廊下ですれ違った。

『お疲れさまです、先生!準備大変だったでしょ?』

『バカたれ!先生もう25年やってんだぞ、もう慣れてるよ。実行委員も大変だったろう、色々任せっきりなこともあったしな。』

『ほんと昨日、今日はヤバかったです。今までで一番キツかったかも .…』

『確かにな…とくにお前は率先してやってくれて、ちょっと見直したぞ。普段もこのくらいしっかりしてくれたらなw』

『普段もやってますからw』

『本当に今日のお前はなんかキラキラしてたぞ …。よし、先生からお前にご褒美をやろう。』

『やったー!先生、お金でもくれるん………んんっ!!!』

先生は、僕の言葉をふさぐようにガバッと覆い被さり唇を奪ってきた?!

一体、何が起こってるんだろう…。

訳も分からず先生に力強く抱き締められ、舌を絡められると全身の力がなくなってゆく。

コーヒーとタバコのほろ苦い味がする…。

だけど不思議と嫌じゃないのは何でだろう?とほんの一瞬の間にいろんなことが頭を駆け巡る。

先生は身体を離し、何事もなかったかのように『気をつけて帰れよ。』と言い残しその場を後にした。

卒業までの期間はあったけれど先生とはそれ以上のこともなければ、ギクシャクした訳でもなかった。

ただそれだけのことなんだけど、夏になると思い出してしまう、ひと夏の出来事。

 

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